絡新婦の爪先

いちばん書きやすいところにあった日記のようなもの。

日記を書く暇もない

心にゆとりがほしい。

 

ゆとりという言葉になんとなく「悪」や「恥」や「劣」の属性が附与された、

よーに思える現代。

自分だけはこのケガレを身に負うてははなるまいぞ、

と悲しくも決意してしまった人びとは焦り、

そのほかには特にワケもなく焦り、焦るために焦る……。

 

そーいう怠けかたをしているんだな。

自分たちは忙しいんだぞ、ゆとりなんかないんだぞ、こんだけ人生頑張ってるんだぞ、

ってことを言い訳にしたり、自分に言い聞かせたり、飽き足らず他人にアピールして、

忙しいというより忙しがってるんだろうか。

 

なんてうつろな言葉なんだろう。